JR東日本
田浦変電所

所在地 |
神奈川県横須賀市 |
接続する送電線 |
大船-田浦線 |
給電する鉄道 |
JR横須賀線 |

森の中にたたずむ大きな変電所です。歴史ある変電所で、建屋は
威風堂々たる雰囲気を醸し出しています。

歴史ある故に、回転変流器という機器が保存されています。
変流器は電流の変換を行う機器で、電力測定などに
使われます。

こちらは普通の変圧器などであると思われます。
正門でがっちりガードされているので、
そばに柵がありません。ちなみに使われてはいないようです。

建屋を横から見ても独特の雰囲気が漂っています。
こんなご立派な建物が緑の中に隠れているのですから、
面白いです。

一方、受電鉄構はというと、こんなに大きいのに建屋に隠れて
正門からは全く見えないのです。そこそこの年季があるようです。
もしや大船-田浦線と同じ昭和5年建設だったりして・・・。

開閉機器はガス遮断と思われますが、東京電力でみられるものと
だいぶ形が違います。

建屋の鉄構側には写真右上あたりに3つの四角い穴があった
らしき跡があります。
昔は鉄構から直接架空線で接続していたようで、その時に
ブッシングがあったな名残と思われます。現在は地中で建屋につながっています。

威風堂々たる変電所の割に鉄道給電部分は簡素です。
後ろの高架線は京急線です。
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